株式会社 新潟クボタ

新潟から新時代の
スマート農業を発信

代表取締役社長
吉田 至夫

最近の米の生産・消費動向はいかがですか。

昨年は米は豊作だったものの、品質低下に苦しみました。今年の暖冬の影響はこれからです。猛暑や豪雨など天候不順が続く昨今、農家の皆さんには工夫して作物管理をしていただきたいと思います。
 国内での米の消費減退傾向は変わりませんが、今年2月以降は消費が増えています。輸出は順調に推移しており引き合いは多いですね。米の輸出はこれからも伸ばしていきたいと思います。

今年注力することをお話しください。

スマート農業の定着です。無人トラクター、無人田植機、無人コンバインのラインアップはかなり増えました。また県内9カ所で、スマートフォンやパソコンで水田の給排水を制御できるほ場水管理システム「WATARAS(ワタラス)」が稼働しています。農業用ドローンでの薬剤散布やラジコン草刈機もすでに実用化しています。衛星利用測位システム(GPS)、次世代通信規格「5G」を利用すれば可能性はさらに広がります。
 本格的なスマート農業の実用化テストも行います。ICTサービス「KSAS(クボタ スマートアグリシステム)」では作業記録や営農データが蓄積されます。農機と連動させることで耕作履歴が自動で管理されるため、農家の負担も大幅に軽減できます。「グローバルGAP(農業生産工程管理)」認証取得にも詳細なデータは欠かせません。新潟市西蒲区の県農業大学校のほ場を借り、学生にも実習してもらいながらテストを進めます。

新潟県の農業の未来を開く取り組みですね。

新潟は大農業県ではありますが、平成の初めに約4千億円あった農業生産額が今や2,500億円以下。都道府県別の順位は13位に下がり、初めて山形県に抜かれました。山形県は新潟県より人口も耕地面積も少ない。それだけに果物や野菜などの県外への出荷で伸びてきました。
 新潟県は米以外の畜産、果樹、野菜にも注力しなければなりません。海外市場の開拓や園芸作物ブランド化、スマート農業の確立で大きく飛躍したいですね。私たちはこれからも新潟県農業を支えていきます。

概要
所在地 〒950-8577 新潟市中央区鳥屋野331番地
TEL.025-283-0111 FAX.025-283-0121
創業 1964年2月
事業内容 クボタ農業機械・エンジン・農業用施設機械・建設機械・住宅機器・緑化関連機器・一般自動車等の販売及び修理・整備、中古農機買取、肥料農薬の販売、建築工事及び一般住宅の販売、各種自動販売機の設置及びメンテナンス
資本金 1億8,000万円
従業員数 403人
営業所 県内23営業所(出張所含)、大型サービスセンター(県内4カ所)
ホームページ https://www.niigatakubota.co.jp/

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