国立大学法人 新潟大学

人生を変えられる
「知」の空間をつくる

学長
牛木 辰男

新学長に就任されました。抱負と課題は?

新潟にある国立総合大学、そして大学院をもつ大学の使命とは何かを常に問いかけています。私が学生の頃は、全国に均質な教育を広める場であり、大学院は研究者を育てる場でした。しかし法人化された今は存在意義の再定義が必要です。私は学生が人生を変えられる知の空間、20年後にリーダーとして活躍できる人間力を養う場、地元新潟の良さを生かし、地域の人や組織と協働する場、そして大学院は社会のリーダーを育成する場であると考えています。総合大学の良さは、学生が異なる分野の先生、学生と接する機会があること。広く学び、応用力と判断力を養うため、多様性も重視しています。

そのための取り組みは?

一つは新潟と新潟大学を内外にアピールできる魅力を磨いていくことです。日本酒学センターでは、日本酒の官能評価システムを構築する研究を始めます。ワイン研究で先行するフランスのボルドー大学と単位互換を実施し、日本酒とワインを両方学べる仕組みをつくろうとしています。また、佐渡島内に複数あった拠点を佐渡自然共生科学センターとして連携させ、市民とともに暮らしの新しい在り方を模索する取り組みも始まります。
 そしてもう一つは留学生を増やすこと。日本の18歳人口が減っていますから、総合大学としてのボリュームと人材を確保するためにも重要ですが、日本人学生と地域にグローバル環境を提供するという大きな意義があります。数年前に、本学の国際交流に大きく貢献している海外の研究者を「リエゾンプロフェッサー」に認定する制度をつくりました。これが動き出して、短期留学などを含め年に数百人だった留学生が千人になりました。入国準備や住居の情報提供など留学に関する窓口を集約し、あと2年で目標の1,200人を目指します。

子どもの頃の夢は?

やりたいことはたくさんありました。望遠鏡をのぞくのが好きでしたが、天文学は計算ができないとダメなので諦めました。絵描きにもなりたかった。今も好きで描いています。新潟大学70周年のロゴは、実は私のデザインです。

概要
所在地 〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050番地
TEL.025-262-7500 FAX.025-262-6539
開学 1949年5月
学部・学科 学部:人文学部、教育学部、法学部、経済学部(2020年4月~経済科学部)、理学部、医学部、歯学部、工学部、農学部、創生学部

大学院:現代社会文化研究科、自然科学研究科、保健学研究科、医歯学総合研究科、教育実践学研究科
学生総数 学部生10,255人 大学院学生数2,034人
(2019年5月1日現在)
卒業生総数 学部:112,799人(2019年3月31日現在)
専任教員数 1,160人(2019年5月1日現在)
ホームページ https://www.niigata-u.ac.jp/

緑に囲まれた五十嵐キャンパス

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