国立病院機構 西新潟中央病院

「チーム西新潟」だからこそできる
医療を実践

病院長
大平 徹郎

この1年で印象に残ることは。

病院長就任の約2カ月後、昨年6月18日夜の新潟・山形地震で、津波を心配した近隣約250人の方が当院に避難されたことです。東日本大震災後、周辺自治会から一時津波避難場所として使用要請を受けていましたが、初めて機能しました。私が自宅から駆け付けた時、すでに職員が入口を開放し、皆さんに毛布やマットレスを提供していました。地域のお役に立てたこと、職員が自ら考え一番いい行動を選択し実行したことがうれしかったですね。想定外のことが起こった時にどう対応するかという教訓になりました。

「最高の病院になる」というミッションを掲げています。

当院は日本海を進む「西新潟メディカルシップ」。クルーである職員「チーム西新潟」が一丸となり、患者さんやご家族、地域社会、未来の医療人にとって「最高の病院になる」という目的地に向かって出航しよう、と志を共有しています。
 呼吸器疾患と脳神経難病診療をけん引する専門医療病院という特徴を生かし、今年は肺がんやアスベスト関連疾患の診療に力を入れます。また神経難病治療では、中核医療機関である新潟大医歯学総合病院と連携して診療を行う拠点病院に県から指定されました。現在も多くの脳神経疾患の方々が入院され、人工呼吸器を付けて療養中の患者さんもおよそ50人おいでです。今後はますます難病の方たちに寄り添う医療を担っていくことになるでしょう。そして当院は日本で13しかない地域てんかん診療拠点病院の一つ。海外からの患者さんもお引き受けしています。地域に「なくてはならない病院」として、チーム西新潟ならではの医療を実践します。

医師の働き方支援も大切ですね。

全ドクターの約半数が女性。育児と仕事の両立を多方面からサポートしています。子育てを卒業したドクターが若いドクターのロールモデルになるといいですね。私は研修医時代に人間的にも尊敬できる呼吸器内科の先生に出会い、同じ科を専門に選びました。当院は隣接する新潟医療技術専門学校の学生さんに実習援助や講義も行っており、私たちが新潟の未来の医療人のロールモデルになれればと願っています。

概要
所在地 〒950-2085 新潟市西区真砂1丁目14番1号
TEL.025-265-3171(代) FAX.025-231-2831
設立日 2004年4月1日
事業内容 病院(呼吸器疾患、脳・神経疾患)
診療 呼吸器内科・呼吸器外科・脳神経外科・精神科(てんかん)・脳神経内科・神経小児科・小児整形外科・整形外科・放射線科・麻酔科
職員数 567人
病床数 400床
ホームページ https://nishiniigata.hosp.go.jp/

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