ビジネスと社員・経営者意識の
イノベーションを推進

代表取締役社長
梅津 雅之氏
- 本年度の抱負をお聞かせください。
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各現場の事業部門と連携しながらデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める先導役を担う新部署を発足し、4月からスタートさせました。新しいIT技術でお客さまと地域社会の課題を解決していくことで、わが社の持続的成長につなげるため、DXを会社の命題として取り組んでいきます。今年は次世代通信規格「5G」が本格運用されますが、5Gも人工知能(AI)も、IoTやデータビジネスなど全てがDXの重要なツールと考えています。
- 昨年「新潟市健康経営認定事業所」に認定されましたね。
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30数年前から実施してきたことが評価されました。社内に保健室があり、ヘルスケアの啓蒙活動・指導をしています。健康診断受診率と再検査率は100%です。会社の財産は人。社員の成長なくして会社の成長はありません。男女を問わず、若手もベテランもモチベーションを持って活躍できる場をきっちりつくっていきたいですね。
- 創立1966年の老舗企業です。
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この業種においては県内で草分け的存在ですし、今現在は上位の規模ではありますが、これからはベンチャー企業に後れを取らないよう、社員一人一人の意識改革が必要になってきます。「ビジネスの変革」「社員の意識変革」「経営側の意識変革」という三つのイノベーションを推進します。この世界はスピード感が重要。今やシステムを導入するだけにとどまらず、ITを活用した働き方改革や生産性の向上、AIを使った新ビジネスなど、IT技術=経営と考えるお客さまが多くなっています。そこにアプローチし、課題解決をしていくITコンサルティング事業が近年好調です。
- 今後取り組みたいことは。
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例えばITによる遠隔医療や遠隔教育などの実用に向けて、別の業種とも協働していかなくてはいけないでしょう。社員には「できるだけいろいろな分野の人たちと付き合い、社会の変化をすぐ感じられるようにアンテナを高くしておいてほしい」と話しています。経営側としては社員を大事にすることはもちろん、新しい開発や事業への投資は、厳しい状況になっても続けていく考えです。
- 概要
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所在地 〒950-0916 新潟市中央区米山2丁目5番地1
TEL.025-243-0211(代) FAX.025-241-2444創立 1966年4月1日 事業内容 システムインテグレーション(官公庁・地方自治体分野、医療分野、保健福祉分野、民間分野)、アウトソーシングサービス(受託情報処理サービス・IDCサービス)、ソフトウェア開発、システム販売、コンサルテーション 資本金 2億円 売上高 125億円(2019年3月期) 従業員数 463人(2019年10月1日現在) 支社 東京支社、長岡支社、上越支社、東北営業所、長野事業所 ホームページ https://www.bsnnet.co.jp/ 本社外観