世界の変化、スピードに
対応できる企業体へ

代表取締役社長
吉田 康氏
- トヨタとソフトバンクによるMONET(モネ)コンソーシアムに参画しています。
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次世代交通サービスMaaS(マース)の事業開発の一環として、人口2千人の実験都市を造る計画で、この都市への参画です。世界は急激に変わりつつありますが、日本国内では規制も多く、トライ&エラーが許容されづらい傾向があります。さまざまなテクノロジーを組み合わせ、実際に生活しながら試すことのできる場、そしてテクノロジーの近未来を模索する場として重視しています。
- 御社にとってテクノロジー活用の未来は?
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原料調達、製造、輸送、そして販売まで手掛け、情報を蓄積してデータを活用していきます。製造業の中だけでは経営に生かせるビッグデータにはなり得ず、もはや製造業の枠にとどまっていてはいられません。例えば自動販売機はデータ活用で売上を大きく伸ばすことができますし、商品を必要な人に必要なだけ生産し届ける仕組みをつくることもできます。そこには今はまだ見えていないさまざまな可能性があります。アマゾンやアリババ・グループなどは、巨大企業に成長してもなおチャレンジを続けています。規模は違いますが、われわれも新たなプラットフォームを創出し、変化とそのスピードで肩を並べることができるはずです。
人工知能(AI)を活用した配送の実証実験を行い、昨年は新潟大学との連携協定を締結しました。私たちが今やろうとしていることには工学系の研究者との連携が欠かせません。実際にやってみなければ課題は見えてきませんから、新しいことに果敢に挑める人材の発掘、企業として意思決定のスピードを速めることが重要です。全てを働き方改革と同時進行でやっていくのは本当に大変ですが。 - 子どもの頃の夢は?
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小学生の頃、薬を発明しようと思っていました。広島市で育ったので戦後の後遺症に苦しむ人々を見てきましたし、良い薬があれば何でも治せると信じていました。大学は薬学部と農学部を受験し、農芸化学の分野を選びました。薬よりも食と健康が大事だと気付いたからです。それが今の仕事につながっています。
- 概要
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所在地 〒945-8611 柏崎市駅前1丁目3番1号
TEL.0257-23-2333(代) FAX.0257-22-2005創業 1924年 事業内容 菓子・飲料・食品及び酒類の製造、販売 資本金 10億3,665万円 売上高 1,175億7,200万円(連結) 従業員数 約4,900人(ブルボングループ計、臨時・パートを含む) 営業拠点 赤坂オフィス、神戸オフィス、北海道・東北、北信越、関東東、関東西、中部、関西、中国・四国、九州 工場 柏崎、上越、長岡、新潟、新潟南、五泉、新発田、村上、羽黒 ホームページ https://www.bourbon.co.jp/ 本社外観