新金融グループの
総力を結集し、地域貢献

取締役頭取
佐藤 勝弥氏
- 第四銀行との合併まで9カ月となりました。
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来年1月の合併予定ですが、実態としては既に一体化が進んでいます。あらゆる階層で交流を深めながら一緒に動いており、今年の新入行員は全員が第四銀行でスタートを切りました。また、システムや事務の統合に両行を挙げて取り組んでいます。両行の長い歴史の中で培ってきたノウハウ、経験を持ち寄り相乗効果を発揮し、地域に貢献していきます。
昨年はフィナンシャルグループとして、地域商社や人材紹介会社を設立したほか、証券会社も「第四北越証券」としてスタートしました。今後はシンクタンク、リースなど、両行グループ企業の再編も見据えながら、それぞれの特徴を生かしたご提案や新しい金融商品の企画開発を行っていきたいと思います。
また、地域のトップバンクが手を結んだ「TSUBASAアライアンス」は県内にとどまらない広域連携。単独では対処できない課題の解決にも積極的に取り組んでいきます。 - 今年注力することは何ですか。
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当面の課題は、新型コロナウイルスの感染拡大により深刻な影響を受けているお取引先を全力で支援することです。金融面での不安払拭に組織を挙げて取り組んでいきます。そして事業承継の支援、創業の支援も金融機関の中核的な業務であり、地域やお客さまに求められている役割だと考えています。
また、長岡市の中心市街地で「大手通坂之上町地区市街地再開発事業」が始まりました。当行本店を含むエリアが、人づくりと産業振興を支える地方創生の拠点「米百俵プレイス(仮称)」として整備されます。この一帯は米百俵精神を支えた国漢学校の跡地。米百俵精神が将来にわたり受け継がれるような一大拠点づくりに協力していきたいと思います。 - 子どもの頃の夢は?
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特に夢といったものはありませんでしたが、雪深い魚沼で生まれ育ち、小さい頃から「東京への憧れ」はありました。その都会生活も大学時代の4年間だけで、今は休日に越後三山、魚野川を見ながら愛犬と散歩しています。「故郷はいいな」と改めて思っています。
- 概要
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所在地 〒940-8650 長岡市大手通二丁目2番地14
TEL.0258-35-3111創業 1878(明治11)年12月20日 事業内容 金融業 資本金 245億円 預金等残高 2兆5,915億円 貸出金残高 1兆6,534億円 従業員数 1,376人(出向者を含めた従業員数1,434人) 店舗数 84店舗(新潟県内79カ店、県外5カ店)
(2019年9月30日現在)ホームページ https://www.hokuetsubank.co.jp/ 本店外観