吉乃川 株式会社

「醸蔵」を拠点に
日本酒の魅力を折々に発信

代表取締役社長
峰政 祐己

酒ミュージアム「醸蔵(じょうぐら)」はいかがですか。

昨年10月にオープンした「醸蔵」は、酒造りにまつわる資料の展示や酒の飲み比べなど、お客さまとの新しい接点となる場。「醸蔵」で造るクラフトビール「摂田屋クラフト」の提供も始まりました。3月の「にいがた酒の陣」や4月の「越後長岡蔵開き」の前後に訪れていただきたかったのですが、今年は残念でした。
 今、日本酒ブームが起きているのは間違いありません。若い世代は価格の高いプレミアム酒を愛飲しているというデータもあります。しかしそれは日常の酒ではなく特別な日の酒。もっと身近に日本酒を楽しんでもらえるよう「醸蔵」を活用していきたいですね。イベントを開いたり、ここでしか飲めない、今しか飲めないお酒を提供したりと工夫を凝らし、特別ではない日にも日本酒に近づいてもらえるような試みを続けていきます。

お薦めのお酒を教えてください。

30年ぶりの新ブランド「みなも」はいかがでしょう。「いまの毎日を豊かにする。」をコンセプトに立ち上げたシリーズで、味わいはもちろんコンセプト、パッケージなどで数々の賞をいただいています。私たちが「みなも」に込めた思いをお伝えすることで、お取り引きいただく店が増えてきました。
 吉乃川は、新潟の米を守ろうと自社の農産会社で酒米「五百万石」「越淡麗」や食用「コシヒカリ」を栽培しており、新潟県産米による酒造りを続けてきた蔵です。一方で、「山田錦」「雄町」「美山錦」といった名だたる酒米で醸す酒にも興味がありました。特に、山田錦は2018年に初めて自社で栽培し、改めて米作りの奥深さを実感した米でもあります。そこで兵庫県産の山田錦を35%まで磨いて醸す酒にチャレンジ、この夏ごろに「みなも 山田錦 中汲み大吟醸原酒」を発売予定です。高精白に耐える山田錦のふくらみのある味わいをお楽しみいただければと思います。

子どもの頃の夢は何でしたか。

科学者です。理系の子で学研の「科学」を読んでは実験をやっていました。そのままの道を進んでいれば研究所で分析などをしていたかもしれません。今も酒造りの理論を聞くのは好きですね。

概要
所在地 〒940-1105 長岡市摂田屋4丁目8番12号
TEL.0258-35-3000(代) FAX.0258-36-1107
創業 1548(天文17)年
事業内容 清酒製造販売
資本金 2,100万円
従業員数 80人
支店 東京支店
ホームページ https://www.yosinogawa.co.jp/

吉乃川ファンとの接点づくりの場となる「醸蔵」

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