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[Fニュース]佐渡市、災害時の電力確保充実へ EVから避難所に供給 活用装置9カ所に計画

 佐渡市は2022年12月の大雪による長時間停電を教訓に、電気自動車(EV)のバッテリーに蓄えた電気を活用できる装置「V2H」を24年度、島内の避難所3カ所に設置した。26年度までの3カ年で、計9カ所に設置する計画だ。

 22年12月には、最大10日間で延べ約1万7千戸が停電した。市によると、当時の避難所では発電機で、投光器や暖房機を動かしていた。V2Hがなかったため、EVの電気を建物内の照明や暖房などに使えなかった。

 市は国の離島活性化交付金を活用し、24年度から毎年500万円程度を充て、3カ所ずつ整備する。対象は22年に長期停電となった地区で、避難所に指定した市所有の建物。

電気自動車のバッテリーの電気を、避難所で活用できる装置「V2H」=佐渡市羽茂大崎(佐渡市提供)

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