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新潟市で
カーボンニュートラルを学べる
カードゲームの体験会
2050年に温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指すカーボンニュートラルについて学ぶカードゲームの体験会が9月1日、新潟市で開かれました。市内の会社員らがカードに書かれた「太陽光パネルの設置」といった取り組みを進めながら、脱炭素化への理解を深めました。
体験会は市や市内企業などでつくる「新潟地域脱炭素社会推進パートナーシップ会議」が主催し、同会議に参加する企業の社員や市職員ら約30人が参加しました。
カードゲームは、研修用のコンテンツなどを手がけている富山県の企業が制作。自動車メーカー、金融機関、環境NPO、政府などの組織ごとに手持ちの資金を使いながら、カードに記された「リサイクルの推進」「新しい半導体の開発」といった取り組みを進めていきます。それぞれの取り組みごとに、温室効果ガスの排出量が増減する仕組みになっています。
ゲームの中で温室効果ガスが減らない場面では、自然災害で被災した工場の復旧などで手持ちの資金が減ることもあります。組織どうしで資金を融通しあうなど、環境と経済の両立についても学ぶことができます。
参加者からは「脱炭素社会を実現するには、みんなで取り組みを進めていくことが大事だとよく分かった」といった声が聞かれていました。