- 紙面シリーズ
体験を通じ、楽しく環境学ぶ
脱炭素ニュース
「にいがた環境フェスティバル2024」開催
環境について楽しく学ぶイベント「にいがた環境フェスティバル2024」(県主催)が17日、JR新潟駅(新潟市中央区)の「CoCoLo新潟」吹き抜け広場「ガタリウム」などで開かれた。学生による脱炭素への取り組み紹介や、人力発電の体験コーナーなどが設けられ、家族連れらでにぎわった。
同イベントは、地球温暖化や自然との共生・資源循環について理解を深め、環境に優しいライフスタイル実践のきっかけにしようと県が企画。今年で7回目。
ガタリウムの特設ステージでは、カーボンゼロ実現へ普及啓発に取り組む、県内の大学生らのチーム「ゼロチャレ30士」が、生活の中で取り組める30の実践「にいがたゼロチャレ30」の説明を行った。県環境賞などの表彰式も行われ、長岡市立寺泊小学校が環境賞の大賞を受賞した。海の恵みと地域のつながりを生かした環境教育の取り組みが評価された。
屋外会場の南口中央広場では、水素で走る燃料電池車(FCV)の展示に加え、ペダルをこいでミニ新幹線を動かす人力発電の体験コーナーもあり、家族連れは体験を通じて節電の大切さを学んだ。
ペダルを一生懸命にこいでいた新潟市中央区の小学1年、田中結衣さん(6)は「とても疲れた。電気をつくることは大変だ」と笑顔で話していた。