トピックス

だつたんそうしよう!

  • 紙面シリーズ

カーボン・オフセット普及へ協議会設立

脱炭素ニュース

新潟県は、カーボン・オフセットの普及を促進するため「新潟県カーボン・オフセット推進協議会」を設立した。

J-クレジットの創出者、活用者、取引の提案者など25社・団体で構成され、1月上旬に初会合が開かれた。

カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において、削減努力をしても、どうしても排出されるCO2等の温室効果ガスについて、別の場所での削減・吸収量を購入することにより、埋め合わせる(オフセット)というもの。このカーボン・オフセットの際に購入する温室効果ガスの削減・吸収量を「クレジット」として認証するのが「J-クレジット制度」だ。

県ではこれまで、森林管理に由来するクレジットを中心に普及に取り組んできたが、県内でも農業分野や再生可能エネルギー分野のクレジットの創出が進んできていることから、幅広い分野のクレジットの活用を促進し、カーボン・オフセットの普及を一層進める。

今後は、クレジットの一元的な情報発信や、カーボン・オフセットの取り組み事例の発信などを行う。

県は「クレジットの需要拡大が見込まれる中で、地域貢献につながるクレジットを選びたいというニーズに応えていき、2050年までの温室効果ガス排出量実質ゼロを目指していきたい」と話している。

県カーボン・オフセット推進協議会の初会合

    関連記事

    高エネルギー密度で安全な全固体ナトリウムイオン電池の開発
    紙面シリーズ
    私たちの暮らしを支えるスマートフォンやノートパソコン、電気自動車などには、「リチウムイオン電池」が使われています。この電池は1990年代に世
    長岡技術科学大学
    職場で受け取りモニター事業所大募集!
    紙面シリーズ
    再配達に伴うドライバーの負担やCO2排出の増加が問題となっています。にいがた脱炭素プロジェクトでは、再配達削減に向けて、宅配便を1回で受け取
    いっせーので、再配達削減でアクション!
    紙面シリーズイベント
    インターネット通販などが普及し、宅配便の取扱個数が増加する中、再配達の削減が課題となっています。再配達はドライバー不足を深刻化させるだけでな
    いっせーので、みんなとアルビとでアクション!
    紙面シリーズイベント
    脱炭素社会の実現に向けて、本年度の「だつたんそうしよう!」では、県内事業者と連携して、各イベントで県民に一斉にアクションすることを呼びかけて
    化学から、身近な低炭素化を増やしていきますよ!
    紙面シリーズ
    4月24日の当リレーコラムにて、当社のCO2由来の環境循環型メタノールについて紹介致しました。私たちの新潟工場では、その環境循環型メタノール
    三菱ガス化学
    いっせーのでアクション!
    紙面シリーズ
    今年も始動!2050年までに、温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指して。脱炭素社会の実現に向けては、1人ひとりの行動が不可欠。3年目の今年は、