- 紙面シリーズ
脱炭素について学ぶバスツアーを8月20日に実施しました。親子連れら4組9人が湯沢町の「奥清津発電所」や南魚沼市の複合施設「魚沼の里」の雪室などを見学。再生可能エネルギーを有効活用する仕組みや自然の恵みに触れながら、日々の生活の中で身近な脱炭素アクションに取り組む意識を新たにしました。
一日の流れ
出発 クイズで脱炭素を学ぶ
バスの車内では、県内の大学生等で構成される脱炭素へ向けた普及啓発チーム「ゼロチャレ30士(さんじゅうし)」のメンバーがごみの分別や使っていない家電のコンセントを抜くといった、生活の中で簡単に取り組めるおすすめの脱炭素アクションを紹介しました。また、ツアー中は「水力発電が地球にやさしいのは、なぜでしょうか」などと、訪れる施設と脱炭素の関わりについてのクイズも出題され、参加者は楽しみながら脱炭素の知識を深めました。
- ツアー中の移動で発生するCO2森林由来のJ-クレジットでオフセットしています。

揚水発電で再エネを有効活用
貯水池から水を高い位置にくみ上げ、必要なときに落下させて発電する「揚水発電」の仕組みなどを学びました。揚水発電には太陽光や風力の余った電力で水をくみ上げ、必要なときに発電することで、再生可能エネルギーを有効活用できるといったメリットがあることが分かりました。参加者は巨大な発電機や配電盤室、下部貯水池の二居(ふたい)ダムなども見学。電気が生まれる過程を学び、電気の大切さと節電のために日常でどのようなことができるのかを考えました。



豊かな自然の恵みを体感
ネイチャーガイドとともに高山植物のニッコウキスゲの種やミントなどを観察しながら散策しました。高さ約15メートルのブナの巨木を前に、ガイドが「ブナは水をためる性質があり、緑のダムとも呼ばれている」と説明。参加者は湧き水に触れることで、自然の豊かさを実感しました。





雪の冷たさ生かし天然の冷蔵庫に
1,000トンの雪を収容して電気を使わず1年中4℃を保ち、日本酒を熟成させている「八海山雪室」を見学しました。山のように積まれた雪の塊を前に、参加者は自然の力が生み出す冷たさを肌で実感。昔の人々の生活の知恵から生まれた「天然の冷蔵庫」を見学し、脱炭素が身近な工夫でできることを学びました。


帰着
最後に、ツアーで学んだことを踏まえて、今日から取り組む脱炭素アクションを考え、宣言しました。子どもたちは「食べ物を残さずに食べる」「使わない部屋の電気は消す」「マイボトルを持って出かける」など、日常生活で脱炭素アクションを実行する決意をしました。


参加者の声




