- 紙面シリーズ
再配達に伴うドライバーの負担やCO2排出の増加が問題となっています。
にいがた脱炭素プロジェクトでは、再配達削減に向け、宅配便を1回で受け取る方法の一つ「職場で受け取り」に取り組むモニター事業所を募集しました。各モニター事業所は、職場内ルールを決め、個人の荷物の受け取り先を職場にしてもよいことを周知。実施した感想など、アンケートの結果を紹介します。(回答:6社)
アンケート結果
こんな点がよかった!
- 担当者の声
- 不在配達にならず喜んでいる社員がいるこれからも続けてほしいと要望が多くあった/これまでも特に周知せずやっていたが、あらためて告知することで全社員が平等に制度利用できた/一人暮らしや共働きの社員が多く、自宅では一度で受け取れないケースも多いため、継続していきたい
- 社員の声
- 家にいなくても確実に受け取れる。荷物を受け取るために帰宅時間を調整したり、予定をずらさなくてよい/家族に「受け取っておいて」と頼む必要がなく、気を使わなくてよい/クリスマスプレゼントを家に届かないように(子どもたちに気づかれないように)することができた/置き配に不安があり、不在票が入っていると留守が分かってしまう。(職場で受け取るのは)防犯面でも安心
こんな点が大変だった
- 担当者の声
- 総務、出荷部門の社員から、業務用の荷物と個人購入した荷物の到着連絡を入れるのが大変だという声があった/>要冷蔵の商品で会社の冷蔵庫に入らないケースもあったため、今後は大きさや数量の制限などのルールを検討したい/休日に配達され、休日出勤の社員が戸惑ったケースもあった
- 社員の声
- 仕事の場にプライベートの荷物を送っていいのか、少し悩んでしまった。「また荷物?」と思われないか、気を遣う
- 運用ルール整備ができれば、あとはいいことづくしです
- 株式会社サカタ製作所(長岡市) 総務経理課 後藤美奈子さん
- 最初は受け取り可能な荷物の範囲や到着後の連絡方法など運用ルール整備が必要でしたが、「会社で受け取れて楽」「再配達を気にせず注文できる」と好評でした。社員の利便性向上と再配達削減に寄与する取り組みとして、今後も継続します。
- 社員から好評で、これからも続けたい!
- 株式会社遠藤(新発田市) 経理 尾鼻真知子さん
- モニターをきっかけに職場受け取りを始め、現在も継続しています。荷物を確実に受け取れるようになり、社員から「ありがたい」といった声が上がっています。特に困ったこともなくスムーズに実施できており、これからも続けたいです。
各企業、こんなルールを決めていたよ!
- 受け取り方法
- 事前に荷物が届くことを教えてもらい、社内にいるスタッフが受け取る/まとめて総務等で受け取り、宛先の社員の所属部署に荷物到着を連絡/社員本人が直接受け取る
- 職場で受け取れない荷物は?
- 代引き・着払いは不可、事前申請すればOK など/クール便、生もの、生き物は不可/配達時間は、会社営業時間内を指定すること
- 職場で受け取ってもよい荷物のサイズや重量
- 指定制限なし/1人でも持てるサイズならOK!
- 段ボールなど、梱包材の処理
- 荷物は自宅で開封する/分別して会社のごみとして出してよい
参加いただいた企業
- AGN株式会社
- 株式会社サカタ製作所
- 株式会社双葉
- 有限会社 永塚製作所
- 新潟包材株式会社
- ダイキン・コンシューマ・マーケティング(株)新潟営業所
- 日本和装ホールディングス(株)
- 株式会社遠藤
- 株式会社 髙杉電気

職場以外でも! いろいろな受け取り方法を活用して、宅配便を1回で受け取ろう!
県内の宅配業者も、再配達削減へ取り組みを進めています。
各社のサービスも利用しよう!
佐川急便株式会社
web会員サービス「スマートクラブ」に登録していただくことで、受け取り日時の変更に加え、玄関前や宅配ボックスなど指定場所で受け取れる「置き配サービス」をご利用いただけます。
同社からのLINE公式アカウントには、配達予定日を知らせるサービスもあります。

日本郵便株式会社
メールやLINEで「お届け予定日時」や「ご不在連絡」を通知するほか、受取方法を選べる「e受取チョイス」で受け取りをサポートしています。玄関前や宅配ボックスへの置き配、郵便局窓口・コンビニ・ロッカーでの受け取りを促進し、再配達を削減しています。利便性向上とCO2排出量削減に取り組んでいます。

ヤマト運輸株式会社
ウェブ会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録すると、受け取り日時の変更に加え、受け取り場所として、同社の営業所やスーパーなどに設置されている宅配ロッカーも選ぶことができます。さらに、2024年6月から自宅の玄関前や宅配ボックスなど指定場所で受け取れる「置き配」も始めました。

